都市空間工学研究室では、都市と建築の環境と火災安全を研究します。
都市の人口は、日本では66%、全世界では50%で、今後さらに増加すると予測されており、都市空間の環境と安全のデザインは今後の全地球的課題です。例えば、地球環境問題の最重要課題であるCO2発生量は3分の1が建築関連から放出されます。同時に、都市空間の巨大化・複合化が進んだ今日では、災害も大規模・複合化する傾向があります。特に、高層ビルや大規模地下空間などでは、火災時の安全確保方法を明示的に考えておく必要があります。
都市空間工学研究室では、消費エネルギーとCO2発生量の削減を目指し、都市環境と建築環境を融合させた環境を創出する研究を展開します。さらに、日常的な環境設計と融合した非常時の火災安全のための環境制御方法を研究します。