ミッション

 都市空間工学研究室では、都市と建築の環境と火災安全を研究します。

 都市の人口は、日本では66%、全世界では50%で、今後さらに増加すると予測されており、都市空間の環境と安全のデザインは今後の全地球的課題です。例えば、地球環境問題の最重要課題であるCO2発生量は3分の1が建築関連から放出されます。同時に、都市空間の巨大化・複合化が進んだ今日では、災害も大規模・複合化する傾向があります。特に、高層ビルや大規模地下空間などでは、火災時の安全確保方法を明示的に考えておく必要があります。
 都市空間工学研究室では、消費エネルギーとCO2発生量の削減を目指し、都市環境と建築環境を融合させた環境を創出する研究を展開します。さらに、日常的な環境設計と融合した非常時の火災安全のための環境制御方法を研究します。

左:中庭空間での温熱環境測定,右:火災時に廊下を流れる煙の模型実験

新着情報

  • 2024/2/7 ホームページをリニューアルしました。
  • 2023/1/23 博士課程の孫安陽君が、博士論文公聴会を行いました。
  • 2023/10/1 仁井大策先生が准教授に昇任しました。
  • 2023/3/ traverse (新建築学研究)に研究紹介記事「日常と非日常の境界」を掲載しました。
  • 2022/8/1 修士課程の宮本夢奈さんが「火災避難時の煙の光学的濃度分布を考慮した避難誘導灯の視認性」で令和4年度日本建築学会近畿支部研究発表会優秀発表賞を受賞しました。
  • 2022/5/28 博士課程の孫安陽君、修士課程の宮本夢奈さんが令和4年度日本火災学会学生奨励賞を受賞しました。
  • 2021/11/1 修士課程の宮本康平君、社会人博士課程の茶谷友希子さんが令和3年度日本建築学会防火部門若手優秀発表賞を受賞しました。
  • 2021/8/1 修士課程の宮本康平君が「ダブルスキン内煙流動性状の測定と簡易予測-その3」で令和3年度日本建築学会近畿支部研究発表会優秀発表賞を受賞しました。
  • 2021/6/14 修士課程の山本舜也君が「火源位置を考慮した居室避難における出口選択の簡易推定法」で令和3年度日本火災学会学生奨励賞を受賞しました。
  • 2020/6/3 松下進さんの特別講演会「照明デザイン実施例と光環境シミュレーション」を開催しました。詳細はこちらでご確認下さい。
  • 2019/5/25 社会人博士課程の小宮祐人さんが「CCM装置を利用した内装材料の燃え拡がり試験方法に関する検討」で令和元年度日本火災学会学生奨励賞を受賞しました。
  • 2018/10/26 修士課程の市川修暉君が日本建築学会防火部門若手優秀発表賞を受賞しました。
  • 2016/8/24 平成27年度修士修了生の茶谷友希子さんが平成27年度日本建築学会優秀修士論文賞を受賞しました。
  • 2016/7/30 原田教授が工学部公開講座において「火災に強い木造建築を造る」を行いました。
  • 2016/5/16 博士課程の池正熏君と修士課程の牧川真央君が平成28年度日本火災学会学生奨励賞を受賞しました。